祖母の命日

早いものでもう1年が経ちました。


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小さい頃から、

とてもとても大きな存在で、

大きな大きな愛情を持って可愛がってくれた祖母が、

温かく温かく見守ってくれていた祖母が、

小さくなって、

驚く程、

小さくなって、

ふくよかで温かかった手が、

固くなって、

冷たくなった手を結んで静かに眠っている姿を見て、

思いもしなかった姿を、

ある時期から少しずつ過ぎってきていた姿を、

去年は覚悟を決めて受け止めようとしていた姿を、

訃報を聞いて向かうも、

どうしても見たくなかった姿を、

竦んでいた重い足をなんとか上げて、

祖母との思い出が詰まった家に着くと、

外から既に今までと違う重い雰囲気に飲み込まれていて、

更に足が竦みながらも、

嘘だと願いたいと思いながらも、

家に上がると、

見たくなかった祖母の姿を目の前にし、

それでも返事が貰えるかもと、


「おばあちゃん、帰ってきたよ~!!」


って小さい頃から掛けてきた言葉もやっぱり届かない・・・

顔を触り、

手を握っても、


「よ~ 来たの~w」


って返事もくれず、

笑ってもくれず、

静かに目を瞑ったまま、

何一つ言葉も出ないまま・・・。

その姿をしばらく見つめていた事はしっかり覚えています。


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納棺が始まり、

祖母は家を出て浜をくるりと周って貰って葬儀場へと運ばれていく時、

もうここへは帰ってこない・・・、

その姿を見る事が出来なくなる・・・、

そして旅立つ時を刻み始めたんだと、

事が動く毎に、

胸が締め付けられました。


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通夜を終え、

線香の守りをしながらずっと顔を見て、

声をかけ続けてたらやっと気持ちが落ち着いたのか、

夜勤を終えてから38時間ぶり眠気が来たので、

2時間ほど寝て、

息抜きにと明け方に、

お気に入りの浜を見に行った。

蝉が鳴き、

海は夏の太陽でキラキラ輝いていて、


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今日は浜で泳ぎたい!

明日は虫捕りに行きたい!!

次は素潜りに行くんやw

今度は川へ連れてってらw

祭りにも行きたいよ~

花火もしたいんや。


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・・・と、

いつもここへ帰ってきて、

ひたすら遊んでた、

楽しくて、

楽しくて・・・。

でも、

大阪へ帰る時が来て、

帰りたくないと駄々をこねて、

祖母の足を噛んだりもして、

泣いて暴れて散々困らせた事も・・・w

そう、

この時期は、

思い出いっぱいだった夏休み真っ盛り!


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・・・なのに、

沖を見てても、

いい天気なのに、

心地よく香る潮風が吹いてるのに、

波の音が心地良いのに、

全てが灰色で寂しく見える・・・。


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1時間ほど、

浜に居て、

そこから葬儀場へ戻って納骨が済むまでは、

ひたすら悲しかった事しか覚えていない・・・


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それからもう1年経って、

思い出すと、

まだ、

あの時のまま・・・



でも、

おばあちゃん・・・、

お盆にはちゃんと、

船のお見送りに行くから、

もうちょっと待っててよ。



墓へ参りに行けないので、

最愛の祖母に、

この歌を捧げます・・・


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